Gビズポータル(アルファ版)とは?主な機能と実際の操作手順をわかりやすく解説

行政手続

Gビズポータル アルファ版とは?

2026年3月27日、デジタル庁は事業者向けの行政手続ポータル「Gビズポータル(アルファ版)」の提供を開始しました。
これは、行政手続の情報収集・申請準備・書類管理を一元化するための新しいサービスで、今後の本格運用に向けた試験的な公開版です。

従来、事業者が行政手続を行う際は、

  • 省庁ごとに異なるサイトを探す
  • 必要書類を個別に確認する
  • 補助金情報を別途調べる

といった分散した情報に悩まされる場面が多くありました。
Gビズポータルは、この課題を解消するために設計されています。

Gビズポータルでできること(アルファ版の主な機能)

行政手続・補助金情報の横断検索

複数の省庁にまたがる行政手続や補助金情報を、キーワード検索で一括して探せるようになりました。
業種や目的に応じて必要な手続を素早く把握でき、情報収集の手間が大幅に軽減されます。

GビズIDを使った申請書類の準備・管理

Gビズポータルは、事業者向け共通アカウントであるGビズIDと連携しています。
これにより、

  • 必要書類の確認
  • 申請書類の準備
  • 手続の進捗管理

ワンストップで行えるようになります。
今後、各省庁の電子申請システムとの連携が進むことで、よりスムーズな申請体験が期待できます。

電子ロッカー機能による書類共有

アルファ版では、事業者と関係者(社労士・行政書士など)が書類データを共有できる電子ロッカー機能も提供されています。
これにより、

  • 書類の受け渡し
  • 申請に必要な資料の整理

がオンラインで完結し、手続の効率化が進みます。

“行政手続の入口”を一本化する取り組み

デジタル庁は、Gビズポータルを「事業者が最初にアクセスする行政手続の入口」として位置づけています。
今後は、利用者の意見を反映しながらアップデートが行われる様なので、行政手続の煩雑さを減らし、事業者の負担を軽減するための基盤として、今後の発展が期待されるサービスです。

実際の操作手順

ホーム画面

GビズIDでログインした直後のホーム画面です。
この画面から、手続の検索、手続ジャーニー、電子ロッカーなどの機能のアクセスします。

手続を探す

ここでは、公開中の補助金、昨年度の補助金、行政手続の検索ができます。

補助金の検索

①「公開中の補助金(Jグランツで公開中)」を選択し、検索キーワードを入力。次に「詳細検索」を開いて、条件を入力します。

②業種を選択します。

③利用目的を選択します。
この選択肢は、検索キーワードに入力した内容とかぶりがちですね。

④「検索」ボタンをクリックすると結果が一覧表示されます。

⑤各補助金の詳細情報は、次の様に表示されます。
「申請準備に進む」をクリックすると、電子ロッカーに移動します。
「申請システムに進む」をクリックすると、Jグランツに移動します。

行政手続きの検索

①「行政手続」を選択し、検索キーワードを入力。次に「詳細検索」を開いて、条件を入力します。

②業種を選択します。

③「検索」ボタンをクリックすると結果が一覧表示されます。

④各行政手続きの詳細情報は、次の様に表示されます。
「申請準備に進む」をクリックすると、電子ロッカーに移動します。
「申請システムに進む」をクリックすると、対応する電子申請システムに移動します。
今回は、建設業許可・経営事項審査電子申請システムに移動しました。
対応する申請システムがない場合は、「申請システムに進む」が表示されません。

手続ジャーニー

手続ジャーニーでは、実現したいことに関連した一連の行政手続を確認することができます。

詳細な手続きの流れが、以下の様に表示されます。
必要な手続きが俯瞰できますので、事業者だけでなく、行政書士にとっても役に立つ機能だと思います。
現在の掲載数は3件ですが、今後の追加に期待です。

電子ロッカー

補助金の申請書類など、事業者と関係者(社労士・行政書士など)が書類データを共有することができます。

電子ロッカーでは、案件ごとのフォルダを作成したり、ファイルをアップロードすることができます。

①「フォルダを作成」をクリック

②フォルダ名を入力

③フォルダにアクセスできるユーザを指定することができます。

④フォルダが作成できました。

⑤作成したテストフォルダにファイルをアップロードします。

⑥アップロードするファイルを指定します。

⑦ファイルがアップロードされました。

あなたへのメッセージ

メッセージが表示されます。

メニュー画面

事業者の登録情報の確認やメール通知の設定が行えます。
ログアウトもここで行います。

まとめ

Gビズポータル(アルファ版)は、「行政手続の情報を探す → 書類を準備する → 関係者と共有する」という一連の流れを一つのポータルで完結させることを目指しています。
今回の試行では、使い勝手の問題も感じませんでした。
行政書士としても、事業者の手続負担を軽減するツールとして活用の幅が広がると感じています。

まだアルファ版のため機能は限定的ですが、事業者の手続負担を減らすための大きな一歩であり、今後のアップデートにも注目したいサービスです。

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