日本で生活(せいかつ)している外国人(がいこくじん)のみなさんは、
「マイナンバーカードを作ったほうがいいの?」
「何に使えるの?」
と、気になったことはありませんか。
マイナンバーカードは、日本での手続きや生活をもっと便利(べんり)にするカードです。
でも、制度(せいど)がむずかしくて、よくわからないという声も多く聞きます。
この記事では、外国人の方にもわかりやすいように、やさしい日本語で
- マイナンバーカードでできること
- 作るメリット
- 気をつけるポイント
- 2026年からの制度の変化
を、ていねいに説明します。
日本で安心して生活するためのヒントとして、ぜひ読んでみてください。
はじめに
日本に住んでいる外国人(がいこくじん)のみなさんにも、マイナンバーがつきます。
マイナンバーは、日本で生活(せいかつ)するときに、とても大切(たいせつ)な番号です。
マイナンバーがつくと、市役所(しやくしょ)から「個人番号(こじんばんごう)のおしらせ」という紙(かみ)が家にとどきます。
この紙には、あなたのマイナンバーが書いてあります。
でも、この紙だけでは、本人確認(ほんにんかくにん)には使えません。
そこで、必要(ひつよう)な人は「マイナンバーカード」を作ることができます。
マイナンバーカードは、あなたの顔写真(かおしゃしん)がついたカードで、
- 本人確認
- 役所の手続き
- コンビニでの証明書(しょうめいしょ)発行
など、いろいろな場面で使えます。
最近(さいきん)は、日本の行政手続き(ぎょうせいてつづき)がデジタル化しています。
そのため、マイナンバーカードを持っていると、生活がもっと便利(べんり)になります。
この記事では、「外国人もマイナンバーカードを作ったほうがいいの?」という疑問(ぎもん)に答えながら、マイナンバーカードについて説明します。
外国人はマイナンバーカードを作れる?
マイナンバーカードを作れる人
日本に住んでいる外国人(がいこくじん)の中で、住民票(じゅうみんひょう)がある人は、マイナンバーカードを作ることができます。
住民票がある外国人とは、たとえば次のような人です。
- 中長期在留者(ちゅうちょうき ざいりゅうしゃ)
(例:留学生、就労資格(しゅうろうしかく)で在留している人、家族滞在の人 など) - 永住者(えいじゅうしゃ)
- 定住者(ていじゅうしゃ)
こうした人は、日本に住みはじめると、市役所(しやくしょ)で住民票が作られます。
住民票ができてから2〜3週間くらいで、家に「個人番号(こじんばんごう)のおしらせ」という紙が届きます。
この紙には、あなたのマイナンバーが書いてあります。
でも、この紙は本人確認(ほんにんかくにん)には使えません。
本人確認ができるカードがほしい人は、マイナンバーカードを申請(しんせい)して作ることができます。
マイナンバーカードを作れない人
次のような人は、住民票がないため、マイナンバーカードを作ることができません。
- 観光(かんこう)などの短期滞在(たんきたいざい)の人
- 90日以内の在留期間で住民票が作られない人
- 日本に住所(じゅうしょ)がない人
ポイント
- 住民票がある外国人は、基本的に日本人と同じようにマイナンバーカードを作れる
- マイナンバーは自動(じどう)でつくが、カードは希望(きぼう)した人だけが作る
- カードがあると、本人確認や手続きがとても便利になる
マイナンバーカードの申請方法
マイナンバーカードは、自分で申請(しんせい)して作るカードです。
申請はむずかしくありません。いくつかの方法(ほうほう)から選ぶことができます。
申請に必要なもの
マイナンバーカードを作るためには、まず「申請書(しんせいしょ)」が必要です。
申請書には、あなたの
- 申請書ID(数字の番号)
- QRコード
が書いてあります。
この申請書は、「個人番号のおしらせ」 といっしょに届くことが多いです。
もし申請書をなくした場合は、市役所(しやくしょ)に相談してください。
顔写真(かおしゃしん)について
申請には、あなたの顔写真が必要です。
- 6か月以内に撮ったもの
- 正面(しょうめん)からの写真
- 帽子(ぼうし)・サングラスなし
- 背景(はいけい)は無地(むじ)
スマートフォンで撮った写真でも大丈夫です。
申請の方法(5つあります)
- スマートフォンで申請
QRコードを読み取って、写真をアップロードします。
いちばん簡単で、外国人の方にも人気の方法です。 - パソコンで申請
申請書IDを入力して、写真データをアップロードします。 - 郵送(ゆうそう)で申請
申請書に写真をはって、ポストに入れます。
専用(せんよう)の返信用封筒(へんしんよう ふうとう)を使えば、切手(きって)はいりません。 - まちなかの証明写真機(しょうめい しゃしんき)で申請
QRコードを証明写真機で読み取って、顔写真を撮って送信します。
申請できない証明写真機もあるので、注意してください。 - 市役所(しやくしょ)で申請
写真をその場で撮ってくれる市区町村もあります。
日本語が不安な人は、この方法が安心です。
申請書が使えなくなる場合
次のようなときは、古い申請書は使えません。
- 引っこしをした
- 結婚(けっこん)などで名前が変わった
- 在留期間(ざいりゅうきかん)が切れて更新(こうしん)した
この場合は、市役所で新しい申請書をもらってください。
カードができたらどうなる?
申請してからしばらくすると(約1か月程度)、市役所から「受け取りのおしらせ」が届きます。
その紙を持って、市役所でカードを受け取ります。受け取りのときは、本人確認書類(在留カードなど)が必要です。
マイナンバーカードでできること
マイナンバーカードを持っていると、日本での生活(せいかつ)がとても便利(べんり)になります。
ここでは、外国人の方がよく使う場面を中心に、わかりやすく説明します。
本人確認(ほんにんかくにん)ができる
マイナンバーカードには、あなたの
- 顔写真
- 名前
- 生年月日
- 住所
が書いてあります。
そのため、次のような場面で身分証明書(みぶんしょうめいしょ)として使えます。
- 銀行(ぎんこう)で口座(こうざ)を作る
- スマホの契約(けいやく)をするとき
- アルバイトや仕事の手続き
- 荷物(にもつ)を受け取るときの本人確認
在留カードと同じように使える場面が多いです。
コンビニで証明書(しょうめいしょ)が取れる
マイナンバーカードがあると、コンビニで次のような書類を取ることができます。
- 住民票(じゅうみんひょう)
- 印鑑登録証明書(いんかん とうろく しょうめいしょ)
市役所に行かなくてもよいので、特に仕事が忙しい人に便利です。
健康保険証(けんこうほけんしょう)として使える
マイナンバーカードは、健康保険証としても使えます。
病院(びょういん)や薬局(やっきょく)で、カードを機械(きかい)にピッとかざすだけでOKです。
- 保険証を持ち歩かなくてよい
- 医療費(いりょうひ)の情報が正しく伝わりやすい
などのメリットがあります。
オンラインで行政手続き(ぎょうせいてつづき)ができる
マイナンバーカードには、電子証明書(でんし しょうめいしょ)が入っています。
これを使うと、インターネットでいろいろな手続きができます。
たとえば
- 住所変更の一部手続き
- 税金(ぜいきん)の申告(e-Tax)
- 子ども関係の手続き
- 行政サービスのオンライン申請
役所に行く時間がない人に、とても便利です。
公金受取口座(こうきん うけとり こうざ)の登録が簡単
給付金(きゅうふきん)などのお金を受け取るとき、マイナンバーカードがあると、口座の登録がスムーズです。
民間サービスの本人確認にも使える
最近は、民間サービスでもマイナンバーカードを使った本人確認が増えています。
- アプリでカードを読み取るだけ
- 店に行かなくても契約できるサービスがある
まとめ:マイナンバーカードは「生活の便利カード」
マイナンバーカードは、「日本での生活をスムーズにするカード」と言ってもよいかもしれません。
- 本人確認
- コンビニで証明書
- 健康保険証
- オンライン手続き
- 給付金の口座登録
外国人の方にとっても、持っていると安心で便利なカードです。
外国人が注意すべきポイント
マイナンバーカードはとても便利(べんり)ですが、外国人(がいこくじん)の方は、いくつか気をつけることがあります。
ここでは、特に大切なポイントをわかりやすく説明します。
在留期間(ざいりゅうきかん)とカードの有効期限(ゆうこうきげん)
外国人のマイナンバーカードは、在留カードの期限と同じになることがあります。
たとえば
- 在留期間が1年 → マイナンバーカードも1年
- 在留期間が3年 → マイナンバーカードも3年
在留期間を更新(こうしん)したら、マイナンバーカードの記載(きさい)も変更する手続きが必要です。
市役所(しやくしょ)で手続きをしないと、カードが使えなくなることがあります。
引っこしをしたら、住所変更(じゅうしょへんこう)が必要
日本では、引っこしをしたら、14日以内に市役所で住所変更をしなければいけません。
マイナンバーカードも、住所を新しく書きかえてもらう必要があります。
住所変更をしないと
- カードが使えなくなる
- コンビニで証明書が取れない
などの問題が起きます。
在留カードを更新したときも手続きが必要
在留カードを更新したら、マイナンバーカードの情報も更新しなければいけません。
市役所で「券面(けんめん)記載事項変更届(へんこうとどけ)」を出します。
日本を出るとき(帰国・転出)の扱い
日本から出国(しゅっこく)して、海外に長く住む場合(転出:てんしゅつ)は、次のことに注意してください。
- マイナンバーは使えなくなる
- マイナンバーカードは返す必要がある(市役所で返却)
短期の旅行なら問題ありませんが、長く海外に住むときは手続きが必要です。
マイナンバーは他人に見せてはいけない
マイナンバーは、とても大切な番号です。
他の人に教えたり、見せたりしてはいけません。
たとえば
- SNSに写真をアップする
- メールで番号を送る
- よく知らない相手に番号を伝える
これは危険(きけん)です。
マイナンバーを使う場面は、会社の手続きや税金(ぜいきん)など、限られています。
カードをなくしたときは、すぐに連絡する
マイナンバーカードをなくしたり、盗(ぬす)まれたりしたときは、すぐに連絡してカードを止めてもらう必要があります。
- マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178、24時間365日対応)
- 市役所
- 警察(けいさつ)
に連絡します。
カードを止めれば、悪用(あくよう)される心配が少なくなります。
まとめ:外国人は「更新」と「住所変更」に特に注意
外国人の方が気をつけるポイントは、
- 在留期間とカードの期限
- 引っこしのときの住所変更
- 在留カード更新時の手続き
- 海外に出るときの扱い
- マイナンバーを他人に見せない
- 紛失(ふんしつ)したらすぐ連絡
この6つです。
これらを守れば、安心してマイナンバーカードを使うことができます。
2026年開始予定:在留カードとマイナンバーカードの一体化
日本では、2026年(令和8年)6月14日から、在留カード(ざいりゅうカード)とマイナンバーカードが 1つのカード にまとまる予定です。
これは、外国人(がいこくじん)のみなさんにとって、手続きがわかりやすくなり、カードを何枚も持つ必要がなくなる制度です。
どんなカードになるの?
新しいカードは、「特定在留カード(とくてい ざいりゅうカード)」という名前になる予定です。
このカードには、
- 在留カードの情報
- マイナンバーカードの機能
- 顔写真
- 電子証明書(でんし しょうめいしょ)
などが、1つにまとめられます。
つまり、「身分証明書」+「マイナンバーカード」+「電子証明書」が1枚になるイメージです。
どうして一体化するの?
日本政府は、行政手続き(ぎょうせいてつづき)をもっと便利にするため、カードをまとめることにしました。
外国人の方にとっても、
- 持ち歩くカードが少なくなる
- 手続きがシンプルになる
- オンライン手続きがしやすくなる
というメリットがあります。
今の在留カードやマイナンバーカードはどうなる?
2026年より前に持っているカードは、すぐに使えなくなるわけではありません。
- 今の在留カード → 有効期限まで使える
- 今のマイナンバーカード → 有効期限まで使える
ただし、更新(こうしん)のタイミングで、新しい「特定在留カード」に切り替わる予定です。
外国人が気をつけるポイント
制度が変わるときは、少し不安になるかもしれません。
でも、次のポイントを知っておけば安心です。
- 手続きは市役所や入管で案内してくれる
難しいことを自分で調べなくても大丈夫です。 - カードが急に使えなくなることはない
今のカードは、有効期限までそのまま使えます。 - 更新のときに新しいカードになる
特別な申請をしなくても、更新のタイミングで切り替わります。
行政書士としてサポートできること
マイナンバーカードは便利(べんり)ですが、外国人(がいこくじん)の方にとっては、「むずかしい」「日本語が心配(しんぱい)」と感じることもあります。
行政書士(ぎょうせいしょし)は、みなさんが安心して手続きできるようにサポートできます。
マイナンバーカードと在留手続きの説明
- マイナンバーカードが必要になる場面
- 在留カードの更新(こうしん)との関係
- 住所変更(じゅうしょへんこう)や記載変更(きさいへんこう)の方法
などを、やさしい日本語で説明します。
「どんな手続きが必要かわからない」という方も安心できます。
必要な書類(しょるい)の案内と取得サポート
在留資格(ざいりゅうしかく)の更新や永住申請(えいじゅうしんせい)では、住民票(じゅうみんひょう)などの書類が必要です。
行政書士は、
- どの書類が必要か
- どこで取れるか
- どうやって準備するか
をわかりやすく案内できます。
やさしい日本語での説明・相談
日本語が苦手な方でも安心できるように、
- むずかしい言葉を使わない
- ゆっくり説明する
- 図(ず)やイラストで説明する
など、わかりやすい方法でサポートします。
手続きの流れを一緒に確認
マイナンバーカードや在留手続きは、「何を先にすればいいのか」がわかりにくいことがあります。
行政書士は、
- 手続きの順番
- 必要な書類
- 注意するポイント
を整理して、一緒に確認します。
外国人の生活手続きの相談窓口として
マイナンバーカードだけでなく、
- 引っこしの手続き
- 会社の手続き
- 子どもの学校の手続き
- 市役所での相談の仕方
など、日本での生活に関する相談もできます。
外国人の方が「日本で安心して生活できるように」サポートすることも行政書士の役目です。
まとめ:困ったときは、行政書士に相談できます
マイナンバーカードや在留手続きは、外国人の方にとってわかりにくいことが多いです。
行政書士は、
- わかりやすい説明
- 必要な書類の案内
- 手続きのサポート
- 生活の相談
を通して、みなさんの不安を少なくするお手伝いができます。
まとめ
マイナンバーカードは、日本で生活(せいかつ)する外国人(がいこくじん)のみなさんにとって、とても便利(べんり)で、安心できるカードです。
この記事では、
- 外国人もマイナンバーカードを作れること
- 申請(しんせい)の方法
- カードでできること
- 作るメリット
- 注意するポイント
- 2026年からの制度(せいど)の変化
- 行政書士ができるサポート
について、やさしい日本語で説明しました。
マイナンバーカードのポイント
- 本人確認(ほんにんかくにん)がスムーズ
- コンビニで住民票(じゅうみんひょう)などが取れる
- 健康保険証(けんこうほけんしょう)として使える
- オンライン手続きができる
- 在留手続きに必要な書類が取りやすい
- 2026年からは在留カードと一体化して、もっと便利になる予定
外国人が気をつけること
- 在留期間(ざいりゅうきかん)とカードの期限が同じになることがある
- 引っこしをしたら住所変更(じゅうしょへんこう)が必要
- 在留カードを更新したら、カードの情報も更新する
- マイナンバーは他人に見せない
- カードをなくしたら、すぐに連絡する
困ったときは、行政書士に相談できます
マイナンバーカードや在留手続きは、外国人の方にとってむずかしいことが多いです。
行政書士は、
- わかりやすい説明
- 必要な書類の案内
- 手続きのサポート
- 生活の相談
を通して、みなさんが日本で安心して生活できるようにお手伝いします。
最後に
マイナンバーカードは、「日本での生活をもっと便利にするカード」です。
作るかどうか迷っている方は、この記事を参考にして、自分にとって必要かどうか考えてみてください。
そして、わからないことや不安なことがあれば、どうぞ気軽に行政書士に相談してください。
